出産された方からのおたより

2019(H31)年8月

2019.7.26(金) 16:00 1990g 女の子

この日はいつも通り妊婦検診で午前中に受診に来ました。
血圧は問題なかったのですが、尿たんぱくが++、さらにむくみがひどい、ということで妊娠高血圧症候群と言われ、「今日出したい」と。36週4日でまだ小さかったし、せめて37週の正産期に入るまでお腹の中で育てたいと思ったのですが、3日待っても成長はほとんど変わらないし、今出すより3日待つリスクの方を何度も分かりやすく丁寧に話して下さり、気持ちの整理はつかないままでしたが、出産を決断することができました。

午後から入院、時間になり手術が始まり、不安いっぱいの私のそばにずっとスタッフさんがそばにいて下さり、声をかけて下さり、気持ちをやわらげることができました。あっとゆうまに赤ちゃんんが出てきて、元気いっぱいの産声を聞くことができ、赤ちゃんと初対面!!の時には立ち会ってくれていた主人が先に号泣しており、私の涙まで持っていかれてしまいましたが(笑)幸せいっぱい、安心しました。

手術後、赤ちゃんは小さく産まれたけど、他の赤ちゃんと全然変わらずいっぱい飲んでいっぱいウンチして体温調節も自分でできてるし、何も問題ないよと言っていただいて、もし検診の時に帝王切開をその日のうちに決断できてなかったら…
元気な赤ちゃんに会えてなかったかもしれない、最悪の状態も想像すると怖くなり、何度も話をして決断に導いてくれた先生には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、術後血圧が安定しなかったり、授乳がうまくできなかったり、おっぱいの張りで発熱したりした時に、その度にスタッフさんたちに優しく声をかけて頂き、「がんばりすぎなくていいいよ」「無理にお母さんになろうとしなくていいよ」って言っていただいた時には、自分が思ってる以上に自分の気持が追いついていなかったり、がんばろうとしすぎてたんだなぁって気付いて、大号泣してしまいました。その時も気持ちが落ち着くまでずっとそばについてて下さって、ほんとうにありがとうございました。2日続けて夕方に熱が上がった時は、先生が病室まで来て下さり、また何度も何度も赤ちゃんが元気でいることは私の決断が良かったからだよ、私の体は良くなってきてるから大丈夫って話して下さいました。入院中、何度も何度も先生やスタッフさんたちの優しい言葉や対応に心が救われました。

受付の方にも分からないことを親切に教えていただいたり、毎日きれいに清掃の方にお部屋をおそうじしていただいたり、調理の方には熱が出た時に、急におかゆに変えて下さったり、お祝いディナーの時間を待って下さったり、とっても気持ちよく過ごすことができて、ここで出産できたことを本当にうれしく思います。
お世話になり本当にありがとうございました!また2人目を授かれたらお世話になりたいと思います。

K.Y.M.T

132599

これより以前のお便りはこちらから