出産された方からのおたより

2011(H23)年06月

ナカムラクリニックの皆様へ
一人目に続き、今回もドク中村に赤ちゃんを取り上げて頂いて,本当に良かったです。ありがとうございました。長男出産の時はあれよあれよと言う間の妊娠期間及び出産だったので、2人目は妊娠を目いっぱい満喫してやろうと意気込んでいました。しかし早くから恥骨、股関節痛が酷く、臨月には早く産みたくて仕方なくなっていました。一人目はお盆が始まってすぐ予定日四日前に産まれたので2人目も早く出てくるだろうと安心していたら、2週間前に出血・・・。子宮近くにポリープがあるのと幾分早すぎる気がしたのですが、診察では特に問題なしと言われ一安心。ただここからが苦しかった・・。下半身の骨の痛みに加え前駆陣痛に度々やられ、でも遠いので破水もなく・・。ひたすら悶々と日々過ごし、気づけば予定日前日・・・。お産が早くスムーズに行くようにひたすら歩いても効果なし。中村先生にも「あれ~?おかしいね~」などと言われる始末・・・。子宮口の固さ、羊水量、胎盤まるで問題ないのに唯一は胎児の下がり具合が微妙に進んでないこと位。2人目にしてはじめて促進剤の話を聞くはめに・・。主人や長男の事も考えて、予定日を何事もなく過ごした翌日、促進剤を打つ予約することに決めました。できれば自分で産みたかったのですが、精神的ストレスがハンパなく。超ローテンションで9時入院。先生からは「打てば午前中には出るんちゃうかな。」と言う言葉をいただき、「はぁ・・」と生返事。助産師の安本さんに付いてもらって点滴開始。1時間経過・・・。我慢できる波しかこない。30分経過・・・。困惑。子宮口が開いても破れにくい頑丈な卵膜。先生に刺激してもらってもビクともしない。少し待って2度目の刺激、とうとう人口破水。おだやかな瀬戸内海の波打ち際から一変、荒波に打ちつける白波の嵐。そうそう、これこれ、と思いながらNSTの針が上向きに動き始めると頑張る体。余裕ぶっこいでた私は又しても足をジタバタ、貧乏ゆすり、叫びまくり・・。経産婦?私ですか?的に大暴れ。30分後つい口をついて出た「もうアカン!!」を合図に、分娩台へ移動。その時子宮口はまだ8cm。裂けるのだけは勘弁と言う思いより産みたい衝動が勝つ。3回の波がきて息む。タイミングの良い中村先生の声かけ「お母さん頑張らな赤ちゃんもしんどいよ!」の言葉で我に返る。頭、肩が出てくる何か挟まった感覚を頭の片隅で感じながら出産。出てきた瞬間に大きな産声。はぁ~。出た~。今回は本当に「やっと出た」と言う言葉がピッタリなお産でした。へその緒が普通より20cm位短かったのと、異常に頑強な卵膜が分娩への道のりを遠くしていたようで・・。産んだ後、中村先生に「促進剤とか使ってなかったら、あと一週間は出てこなかったと思うわ~」と言われてガックリ。なんちゅうガードの固い赤ちゃんやったんや。?おかげ様で産まれ男の子は乳をがぶ飲み、不快感は大絶叫で訴えかける元気な大物です。帰れば2人兄弟との闘いが始まります。この優雅な入院生活を思い出しながら育児バトル頑張ります。本当に面白い?楽しい?出産までの日々、お手伝いしてくださってありがとうございました。!!ビバ!ナカムラクリニック!  2011.06.15.13:15 3005g 49.2cm 男児出産 K.M

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