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流産・人工妊娠中絶について

中絶に対する当院の方針

当院の中絶手術に対する考え方、手術後の水子供養等。
中絶に対する当院の方針

初期流産・中絶について

安全で無痛の日帰り手術を行っております。手術当日も2時間程度で帰宅可能となっています。
初期流産・中絶について

中期中絶について

4日程度の連続した通院が必要となります。

中期中絶について

手術日程について

安全で迅速な日帰り手術を実施しております。土・日・祝日の手術も可能です。
手術日程について

中絶に対する当院の方針

人工妊娠中絶に対するナカムラクリニックの考え

人工妊娠中絶は、それを行うことに対しての、賛否両論が出る分野です。悩みをもった患者さまは、必ずどこかのクリニックで手術をされることになると考えています。
それならば、できるだけ安全かつ快適な形で、困っている患者さまの手助けをしたいとスタッフ一同日々努力しております。

手術に対する方針

なお当クリニックでは、残念ながらこの世に生を受けられなかった水子のために毎年定期的に供養をとりおこなっていますのでご安心下さい。また、当クリニック専用の水子供養墓も設けておりますので詳細をお聞きになりたい方は、遠慮なくお申し付け下さい。


※毎年、地蔵盆の日にとりおこないます。
※2015年8月24日勤務スタッフ全員で水子供養を行った時の写真はこちら

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初期流産・中絶について

流産手術・人工妊娠中絶手術について(当院は無痛手術を行っています。)

Ⅰ.手術の方法
手術は日帰りで行います。
手術前日に、あらかじめラミナリアという細い棒状の器材を子宮頚管に挿入し、頚管の拡張をゆっくり行います。
手術では、妊娠による子宮内容物を手術的に除去します。手術時間は15分~20分程度ですが、場合によりそれ以上時間を要することもあります。
静脈麻酔下で施行します。
術後は、麻酔から覚めた後も、合併症や異常所見の有無を確認します。
問題がなければ、手術後約2時間程度で帰宅可能です。

Ⅱ.手術に伴う危険と対策
1.頚管裂傷
経膣分娩の経験のない方、以前の分娩の時に子宮頚管(子宮の入り口)に傷のあった方、前回分娩よりかなりの年月の経過や子宮筋腫などのために子宮頚管の硬い方の一部には、頚管が「硬く、もろい」ことがあり、手術で頚管に損傷を起こすことがあります。
これを防ぐために手術の12~24時間前にラミナリアという子宮頚管をゆっくり軟らかく開大させるものを頚管内に挿入します。
2.子宮穿孔
手術は「手探り」で行なうため、子宮穿孔(子宮に穴があく)の危険性もごくわずかですがあります。
特に子宮奇型(双角子宮など)、子宮筋炎などがあれば起こり易いと言われています。
これを防ぐため、当院では、吸引法と従来の器具を使う方法を組み合わせて手術をしています。
3.遺残
この手術は細心の注意をしても、子宮内容のごく一部は残るものです。
胎児や胎盤の成分が出ていれば、子宮内膜(脱内膜)の一部が残っても心配いりませんが、出血が手術後3週間以上ダラダラと長く続く場合には再手術を必要とすることも、ごく稀にありますので、必ず指示された日に来院下さい。
4.感染症
ラミナリア挿入時および手術時の消毒は充分致しますが、手術後に子宮頚管がまだ閉じない時期に細菌感染を起こすことがあります。卵管炎などを併発しますと、将来の不妊症のもとになることがあります。
これを防ぐために、手術日に渡された抗生物質は必ず指示どおり服用し、手術翌日には必ず診察を受けて下さい。
また、腹痛・発熱などがあれば、指示日に無関係に直ちに診察を受けて下さい。シャワー浴は、手術当日からして戴けます。完全な入浴は手術後1週間後からになります。
5.妊娠継続
多胎や重複子宮(子宮が2つにわかれている)場合などに、手術後妊娠が継続する場合があります。
手術後6週間経過しても、月経が無かったり、あってもいつもより少ない場合は診察を受けて下さい。妊娠が続いていないかどうか確認します。

Ⅲ.麻酔に伴う危険と対策
〔麻酔方法〕
当院では通常、静脈麻酔(静脈より麻酔薬を注入し、意識がなくなったり、意識があっても痛みが和らぐ麻酔法)を行なっています。

〔静脈麻酔の合併症と対策〕
特異体質の方でごく稀に、呼吸が止まったり、心臓に異常が起こることがあります。
これらに対して
1.麻酔の10分前に唾液や気道分泌物を防ぎ、また徐脈になることを防ぐ薬を筋肉注射します。
2.いつでも対策がとれるように、血管確保(特殊な針で点滴補液を行ない、いつでも静脈注射できる体制)を行ないす。
3.麻酔中はパルスオキシメーターで脈拍数と動脈血酸素飽和度を連続モニターします。
※ 手術後は比較的早く目が覚めますが、約2~4時間は頭が重くボーとした感じが残りますので、医師や看護師が安全を確認するまで安静にしていて下さい。
※ 麻酔・手術で危険兆候があれば、安全対策をとりますが、時には手術を中止することもあります。

Ⅳ.その他

1.手術後子宮からの出血は7~10日続くことが多いです。量が多くなければ心配いりません。
2.手術翌日、当院でガーゼタンポンを抜去し、出血、感染の有無を確認しますので必ず来院下さい。
3.手術後約3週間後再度、出血、感染、妊娠継続の有無を確認しますので必ず来院して下さい。
4.月経は手術後4~6週後に来ることが多いですが、6週を過ぎても月経が無いか、あるいはいつもより出血が少ない場合は必ず診察に来院して下さい。

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中期中絶について

中期死産及び中期中絶の処置内容についての説明

人工妊娠中絶手術が許される週数は、法律で妊娠22週未満と決められています。 それ以降はどのような理由があれ、中絶することは禁止されています。 ただ、妊娠12週を超える場合の中絶は中期中絶とよばれ、通常の手術による方法ではなく、薬剤により陣痛をおこし、出産形式で中絶を行う方法が一般的です。

妊娠12週以降は、いかなるクリニックでも法律で下記項目が義務づけられています。
1、死産届の提出が義務。
2、火葬による埋葬が義務。

埋葬をみずから行うためには、患者さま自身で許可なく胎児を勝手に運んだり、埋葬することはできません。 必ず役所の許可書が必要となります(許可書がないと死体遺棄となります)。
このため専門の埋葬業者さんに依頼するかたがほとんどのようです。詳しくは受付に相談ください。

実際の処置内容

1日目
まず子宮頸管を開く処置を行います。当院ではダイラパンという直径4mmの細い棒を1本頸管内に挿入します。そうすることにより翌朝までに頸管が無理なくゆっくりと拡張されます。
ダイラパン挿入時、あるいは挿入後に強い腹痛を伴う場合があり、その際は鎮痛剤を使用します。
処置時間は約5分程度から長い人で20分程度かかります。
処置後問題無ければ、そのまま帰宅しいていただきます。
※処置後シャワー浴・かかり湯は大丈夫ですが、湯船につかる事はできません。

2日目
前日に挿入したダイラパンを抜去します。その際、出血及び感染兆候の有無を確認し、問題なければ再度ダイラパンを今度は前日より多い本数(3~5本程度)挿入します。
処置時間は前日と同様約5分程度から20分程度です。処置後問題が無ければ、そのまま帰宅していただきます。
※入浴については前日と同様です。

3日目
朝9時に入院していただきます。前日に挿入したダイラパンを抜去し、子宮収縮作用のある薬剤を3時間おきに1錠ずつ膣内に挿入します。しばらくすると子宮収縮による陣痛様の痛みが始まります。
多くは半日以内に胎児と胎盤が出てきます。この膣坐剤は1日5本が限度と決められていますので、胎児娩出に至らない場合は翌日改めて同じ薬を使用します。
胎児娩出後は、子宮の収縮を良くするお薬と感染予防の抗生物質、止血剤、更に母乳を止めるお薬を内服していただきます。
胎児胎盤娩出後、約2時間は院内で安静にしていただきます。 その後再度診察を行い異常出血、感染の有無を確認し、問題なければそのまま退院となります。
退院翌日と約3週間後に再度診察しますので必ず受診してください。 その際異常出血、感染兆候の有無、子宮内の胎児付属物の遺残、妊娠継続の有無を確認します。
ごくまれですが、子宮内に胎盤や卵膜破片の遺残が多くみられ、異常出血をきたしている場合に、静脈麻酔下にて子宮内容除去術を行なう場合があります。
それ以外でも、異常出血、腹痛、発熱を認めた場合は随時対応いたしますので、必ずご連絡下さい。

退院後の注意点
① 退院後子宮からの出血は約2週間程度続きます。量が多くなければ心配要りません。
月経は退院後4~6週間後に来ることが多いです。
②シャワー浴、かかり湯は退院当日から可能ですが、湯船につかる事が出来るのは、退院1週間後からとなります。
また激しい運動・性生活は約2週間後からとなります。

中絶に伴う危険性
中期中絶の処置は100%安全な処置とは言えず、特に以下の事に注意が必要です。
①薬剤(陣痛をひきおこすためのお薬です)の使用で、下痢・発熱などの副作用が出ることがあります。
まれに強すぎる陣痛の為、子宮破裂を起こす危険性があります。
処置中はスタッフが慎重に経過を観察します。
②胎児娩出前後や子宮内容除去術の際に、多量の出血を起こす事があります。
③通常の処置で止血が困難な際は、帝王切開や子宮動脈に詰め物をして止血する子宮動脈塞栓術、更には非常にまれですが、子宮摘出術を行なうことがあります。
直ちに適切な処置を行いますが、必要な場合は入院を延期する事や、高次医療機関へ救急搬送を行なう場合があることを御理解下さい。

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手術日程について

当クリニックでは初期(妊娠3ケ月まで)の中絶は、2時間程度の日帰り手術で行っております。中期中絶については4日程度連続した通院が必要ですが、これも泊まり入院はたいていの場合不要です。
日程はご希望により土・日・祝日の手術も可能です。(但し、初期中絶の場合に限ります。)
安全で迅速な日帰り手術を実施しております。

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